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今年は Made by MOON of Japan で HOT ROD CUSTOM SHOW DVD を制作することが決定し、9月4日から 久しぶりに USA出張が決まった。直前まで沢山の動画を見て、勉強したが機材も経験も全くない自分が、どこまで撮影できるか、渡米前日の夜は、色々な思いが交錯して全く眠れなかった。
成田空港に到着して、数時間後アメリカに到着。色々あって、予定よりかなり遅れてしまったが、無事カルフォルニアに到着した。MOONEYES USA に到着すると、前日にアメリカ入りをして僕たちの到着を待っていた PAN "Sumi" と合流した。
慌てて今回初日のアポを取っていた、Mark & Paul Schley兄弟の住む Orange に向かった。
1時間近く遅れていたのにも関わらず、嫌な顔一つ見せず温かく僕たちを向かい入れてくれた。
さっそく撮影を開始。個人のガレージとは思えない、広さと、膨大な資料が至る所に展示されていた。
一通り撮影が終わったあとは、インタビューを撮影。Lightning Bug 制作に携わった人達が集まり、Mark がゆっくりと語り始めた。インタビュー終了後は、少しだけ Lightning Bug を走らせてくれると思いがけないサプライズをしてくれた。
D.K.P カークラブメンバーの Bill Schwimmer に会うために、Fullerton に向かった。
Bill の自宅は、アンティークや、おしゃれな家具がたくさん置いてある素敵な部屋だった。
ガレージに案内してもらうと、そこは Bill の趣味で埋め尽くされたガレージだった。
SK8 , Surf , BMX などなど、BMX は数々のトロフィーを獲得するくらいの腕前だったらしい。
そんなガレージを見ていると、外から空冷エンジンの音が聞こえてきた。
外に出てみると、D.K.P のメンバーが集まってきた。
Bill は D.K.P. カークラブの 3rd Generation を牽引する人物だが、この日は 1st Generation のレジェンドが来ていたため、少し緊張した様子だった。
D.K.P メンバーで、恒例のドーナツ クルーズがあるという事で、同行させてもらった。
ドーナツ ショップに到着し、昼食を取りながら、いつものように車談義が始まる。
年齢も世代も全く違う彼らが、VWという車の繋がりで、世代を超えて交流がある。
日本でもカークラブは沢山あるが、これほど年の離れている人達が、集まるカークラブを見たことがない。
今後今ある日本のカークラブが世代の垣根を取っ払って、アメリカの カークラブ のようになっていくのだろうか?
この日は、早く撮影が終了した為、Pomona の NHRA Museum に MOON EXHIBIT を見学しに向かった。
ちょうどこの日は、車両の展示があったのか、実際に走る、ショーカーのようなコンディションの綺麗な Rod & Custom を見ることができた。
MOON EXHIBIT は他の STAFFが色々 Report しているので割愛させてもらうが、この日も僕よりも若い世代がの子達が、MOONEYES の資料を食い入るように見ていたのが印象的だった。
まだまだ 開催中なので、渡米するチャンスがあった時は是非立ち寄ってみてほしい。
この日は、MOON Illustrated Magazin Vol.9 でも特集させて頂いた 、Mercury "Rocket" Dale Snoke に会うために、再び Pomona に。今思い返すと、この日が一番印象に残った一日のような気がする。
到着して、一通り撮影後、走行シーンの撮影に向かおうとしていたら、近くで Hi Bond Modified を営む、Sinners の Rico が現れた。
Dale と Rico ? どういう繋がりなんだ?この答えは後程分かることになる。
走行シーンの撮影が終了したら、2007年の HOT ROD CUSTOM SHOW で来日した事で記憶に新しい、Kennedy Bros の自宅に全員で向かった。
少し話をして、ランチにしようと、誘ってもらい、近くのメキシカン料理を食べにいくことに。
たわいのない話をしていると、昨年来日した Scott Craig と Shawn Donahue が登場!
Pomona には、Car,Motorcycle Shop が多く、こうやって集まるのは日常茶飯事だそうだ。意外な繋がりと、思いもよらない人達の登場で、なにもしらない僕たちはただただ驚くばかりだった。
お会計の際、俺が出すよ、いや俺が払うよみたいなやり取りを見て、仲がいいんだなと思った。
昼食を食べ、Kennedy Bros の自宅に戻ると、 Rico がもう少し撮影しないか?と誘ってくれたので、 Dale の Rocket に乗り込み再び撮影。
さらにレストランに New Motorcycle で現れた、Shawn Donahue も撮影。
かっこいいとかうまく撮れてるとか度外視で、ものすごく贅沢で貴重な体験をさせてもらった。
Thanks Rico!
車を降ろし、車検も無事終了して、後は走るのを待つばかり。
この日は MOONEYES USA の Chico-San の計らいで、プレスとして撮影できたため、コースの中まで入って撮影してきた。
今回はレースではなく、タイムトライアルで、平日だというのに、エントリー車両、ギャラリーが沢山。
車種もばらばらで、Race Car, Old Car, Sports Compact, Motorcycle などなど、次々と走って行く。
そして、 Dale の 一回目がスタート。なにか険しい顔をしてリターンロードを帰ってきた。ピットではすぐに次の走行に向けて冷却をし、 Staff達とミーティングを行っていた。
その間僕たちは普段入れない、コースで一心不乱にシャッターを切っていた。
日が暮れ、辺りは綺麗なサンセットが広がる。その頃 Dale の2回目の走行が迫っていた。
普段は陽気な方で、英語がわからない僕たちにも、すごく優しく接してくれる Dale。でもこの時ばかりは、険しい表情をして、スタート位置に進んで行った。
バーンアウトでタイヤを温め、スタートラインまでゆっくりと進み、クリスマスツリーのカウントが始まる。
先ほどとは明らかに違う感じ、今回過去最高の記録を叩き出した。
リターンロードを上機嫌で戻ってくる Dale 。今のしっかり撮れてたか?というような顔をしたので、僕はモチロンバッチ撮れたよ!! と親指を差し出した。
日もすっかり暮れ、Dale と仲間の皆さんと、Pizza & Beer で乾杯!
思い出に残る濃い一日だった。
Roland Sands Design を訪問する為、ALAMITOS へ向かった。
今日本でも人気の、 Roland Sands Design。Shop が物凄くかっこよかったのが印象的だった。
Roland と一緒にロケハンに向かい、ある場所に決定し撮影を行った。今回くるこの車両は、あのハリウッドスター ミッキーロークがオーナーだという H-D Twin cam 。
しばらくロケ地でまっていると、歯切れのいいエンジン音と共に 、Roland が急斜面を駆け下りてきた。
バーンアウトはするわ、ぶつかる寸前で止まるわ、さすがバイクレースで数々受賞してきているだけはあり、ハーレーをまるでオフロードバイクのように扱う。一通り撮影が終了したので、次の Corsairs Car Club Rez が待つ、LA Downey へ向かった。
本場アメリカでも、HOT ROD は大人気で、街を歩く人々が振り返り、写真を撮影する光景を何度も見た。
プレジデントの自宅に到着し、色々と話を聞かせてくれる。雰囲気は怖いが、とてもいい人経ちだった。
撮影終了後、Rez の Shop へ戻ることに。 その途中突然屋根を外し、Roadster Style で再度撮影。 最後にもう一度隣に乗せてもらい、撮影そっちのけで楽しませてもらった。
駐車場は満車、ギャラリーも相当な人数が来ている。
道路には、 沢山の Custom Car が走り、夢の様なひと時を過ごした。
NOISE CUSTOM Scotto Jones に会いに、Santa Ana へ。
今回、渡米決まった時から特に気になっていた一人。実際話してみると、思ってた通りのユニークな方だった。
日本に行くことをすごく楽しみにしていて、日本に来たら、この Shop に行きたいんだと、見せてくれた地図には、下は神戸から、上は仙台まで、30件以上の日本の Shop が書いてあった。
この日も Shop 撮影、走行撮影を行い、次の予定が迫っていたので、後ろ髪をひかれる思いで、Shop を後にした。
Grant , Harpoon に出迎えてもらい、Shop見学をさせてもらいました。
MOTORCYCLE Parts はもちろん、アパレルも扱っているいて、買い物をしに行くのも楽しいお店です。
しばらくすると、Born Free オーガナイザーの一人 Mike Davis がまだエンジンが組み上がったばかりというトライアンフと共に登場。
この時なんだか Mike の様子がおかしいなと思ったが、その後、ヤッパリなという出来事があった。その話をはまた後程。
朝早く、Hollywood の Melrose という通りにある、Powerplant Motorcycles を訪問。
ここは日本でいう原宿のような場所でグラフティーが一面に描かれた壁や、面白そうなお店が沢山立ち並んでいた。
そんな所に Shop を構える Powerplant Choppers。表通りの Shop はアパレルを中心としたShop だが、裏通りに回ると、アウトローがいっぱいの危険な雰囲気が漂う、Motorcycle Shopがあった。
今回来日する Yaniv "Neevo" Evan のインタビュー、走行は Melrose の通りを走り抜けてもらい、今までにはない雰囲気で撮影をすることができた。
Motorcycle Show が近々あるらしく、もう何日もまともに寝てないという Yaniv だったが、快く取材をさせてくれた。
ハンバーガー、サンドイッチ、どれを食べてもおいしい!
さらにとあるお客さんに話かけられ、お前たちどっから来たんだ?ここに来たら、Apple Pie は必ず食べていけよ!と言われ、
Apple pie , Custard Banana pie, Pecan pie の3種類をオーダー。どれもすごくおいしかった。
Michael は Motorcycle はもちろん、車も好きで、この日も、ちょっと一緒にドライブでもいかないかと誘われ、彼の Model A に乗せて頂き、近所をドライブしてくれた。
インタビューも撮り終えて、一通り撮影は終了のはずでしたが、Mike Davis からもう一度撮影して欲しいとの連絡が入った。
今日はもう遅くなってしまったので、明日の朝一番で準備して向かうことになった。
この日は Pan Sumi の帰国日だったので、空港に見送りに行ってきた。
なにかやり遂げたような清々しい顔をしていた Pan "Sumi" 。きっと素晴らしい写真が撮れたのでしょう??
Happy End だったそうだ。
予定通り、Mike Davis の元に向かう。
事情を聞くと、昨日のインタビュー中に、みんながいて緊張してしまったようで、もう一回撮って欲しいということだった。彼は意外と繊細な男だった。彼の Shop に向かい、インタビュースタート。今度はバッチリ。
少し時間が空いているので、走行も撮ろうということで、トラックでトランポしてもらい、撮影場所に向った。
彼は日本が大好きで、この日の昼は、古くからある日本食レストランで、昼食を頂いた。
その後彼の大好きな日本の食品や、飲食店が入るスーパーに買い出しにいくというので、一緒に連れて行ってもらうことにした。
もう One Take 走行を撮影させてもらった。相変わらず調子良くて早いというイメージが強い VW だった。
先日訪問した時とまるで雰囲気が違う。とにかくヤバそうな雰囲気。
きて良かった!と思いながら撮影を行い、再度走行シーンを撮影。
Yaniv たちは、翌日の Motorcycle Show があるらしく、展示車両の最終調整で大忙しだったが、Yokohama を優先してくれるとのことで、撮影に協力してくれた。
今回取材した内容は、一緒に同行した Pan "Sumi" が MOON Illustrated Magazin Vol.10 で特集します。
今回 Trip Report では触れていない、各ゲストの詳細や、車両スペックなど、他の雑誌では絶対に見れない内容満載でお届け致します。
また、HOT ROD CUSTOM SHOW DVD では、今回の取材内容満載でお届け予定です!
どうぞお楽しみに!
さらに Trip Report に合わせて、YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 Demo Reel の配信がスタート!
MOONEYES Yokohama HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 Demo Reel はこちら
さらに、MOONEYES Online Shop 各店舗では、 HOT ROD CUSTOM SHOW 特集ページを開設!
前売りチケットの販売がスタート、MOON ILLUSTRATED Vol.10の御予約, HCS2012 Limited Item の Tachibana 製 ヘルメットの御予約、HCS2012 DVD (1月下旬発売予定) の御予約 を開始致しました。
是非 Online Shop で御予約、お買い求め下さい!
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それではみなさん 21st Yokohama HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 でお会いしましょう!
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